日立建機が発表した2016年4~6月期(第1四半期)連結決算は、営業利益が前年同期比55.4%減の24億4900万円と大幅減益となった。
売上高はグローバルで建設機械、マイニング機械需要が低迷し、同9.1%減の1613億0200万円と減収だった。日本・海外ともに売り上げは減収となった。
損益では、減収に加えて為替差損の影響で税引前四半期利益は同70.3%減の14億7000万円だった。親会社株主に帰属する四半期損益は税負担率の影響もあって16億円の赤字に転落した。
通期業績見通しは、想定より大幅に円高が進んでいるため、下方修正した。売上高は前回予想より200億円マイナスの7000億円を予想。
営業利益が80億円マイナスの280億円、税引前利益が80億円マイナスの150億円、親会社株主に帰属する当期利益が30億円マイナスの50億円となる見込み。