無免許運転の発覚恐れて逃走か、岸壁から転落して死亡

自動車 社会 社会

23日午前3時35分ごろ、青森県八戸市内にあるフェリーターミナルの駐車場を暴走した軽乗用車が金属製フェンスを突き破り、岸壁から海へ転落する事故が起きた。運転者の男性が死亡。直前までパトカーの追跡を受けていたという。

青森県警・八戸署によると、現場は八戸市河原木付近にある八戸港フェリーターミナルの駐車場内。軽乗用車は速度を落とさずに進行。岸壁沿いに設置されていた金属製フェンスを突き破り、そのまま海へ転落した。

クルマはそのまま海に沈み、運転していた同市内に在住する51歳の男性は約1時間後に救出され、意識不明の状態で病院へ収容されたが、約8時間後に死亡している。

男性が運転するクルマは同署が八戸市城下付近で行っていた交通検問を突破。待機していたパトカーがただちに追跡を開始したが、信号無視を繰り返しながら約6km、7分間に渡って逃走していたという。

また、この男性が所持していた運転免許証は2012年8月に失効しており、以後は無免許だったとみられることから、警察はこの発覚を恐れて逃走したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース