優勝はウィル・パワー(#12 Team Penske/シボレー)。ディクソンの後ろ、2~4番手あたりでレースを進めていたパワーは、60周目頃のフルコースコーション時、その直前にピットに入っていたことが流れ的に良い方向に作用した。終盤は優位なレース展開を得ることになり、今季3勝目を獲得。
このところ4戦で3勝(中断して延期中の第9戦を除いて考えた場合)と、絶好調モードに入ってきた雰囲気のパワーは「チームが素晴らしい仕事をしてくれたことは明らかだ」と勝因を語る。これでポイントランク2番手に浮上し、ポイントリーダーである僚友シモン・パジェノー(#22 Team Penske/シボレー)が今回9位に終わったこともあって、47点差と迫った。