前日は終日ドライコンディションで行われたテストだが、2日目は朝から雨。しかも雨量が多く、午前中のセッション前からコース内のいたるところに川ができるほどの悪条件となった。結局、午前9時00分からセッションが開始されたものの、大半のチームが走行を見合わせることに。その中でも、今回8月末の鈴鹿1000kmに向けて起用予定の第3ドライバーの中には「ルーキーテスト」の対象となっているドライバーも多く、ヘビーウエットのコンディションでも積極的に走行。また今季からGT500に参戦しているNo.36 au TOM’S RC Fのニック・キャシディも周回を重ね、午前中のトップタイムをマークした。
またGT300クラスではNo.55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/小林崇志)がトップタイムをマーク。昨日のドライコンディションでは思うようにタイムを伸ばせていなかったが、雨の2日目では他を圧倒するペースで周回。ARTA陣営は両クラス揃ってトップに立って、2日目を終えた。2番手にはNo.21Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン/藤井誠暢)、3番手にNo.61SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が続いた。