熊本城修復にドローン活用…国土地理院ランドバードで石垣を撮影

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UAVを使った熊本城復旧支援のための撮影画像
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国土地理院は、熊本市からの要請に基づき、熊本城の石垣の被災箇所を撮影するため、5月11日~13日まで国土地理院ランドバードを派遣し、UAV(ドローン)を使って熊本城を撮影した。

撮影画像は熊本市に提供し、熊本城の復旧のための基礎資料として活用される。

熊本城の石垣など、地震被害があった箇所のうち、熊本市から撮影要望のあった箇所について、熊本市職員の立会いの下、静止画と動画で撮影した。

熊本城の復旧では、崩れた石1つ1つに番号付けして管理し、被災前の写真と照合して元々どの場所に使用されていたかを特定する。今回撮影した画像は被災状況の記録となるとともに、石垣復旧のための石の番号付けに活用される。

国土地理院ランドバードとは2016年3月に発足したドローンを活用する国土地理院内横断的組織。平常時は、ドローンの技術力向上を行い、i-Constructionへの対応や公共測量への助言を行う。災害時にはドローンによる被災箇所の緊急撮影と情報提供を行う。

《レスポンス編集部》

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