マイクロソフトの米国本社は6月13日、米国の「リンクトイン」(LinkedIn)を買収すると発表した。
リンクトインは、米国カリフォルニア州シリコンバレーに本拠を置く、世界最大級のビジネス向けSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)提供企業。2003年5月にサービスを開始し、現在では世界4億人以上が利用している。
マイクロソフトはリンクトインを、262億ドル(約2兆8000億円)で買収。リンクトインはマイクロソフトの傘下に入るが、ブランドや企業文化、独立性は保たれる。
また、リンクトインのジェフ・ウェイナーCEOは、その地位にとどまる。事業の進捗内容を、マイクロソフトのサティア・ナデラCEOに報告する体制を取る。
マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは、「マイクロソフトのOffice 365およびDynamics同様、リンクトインの成長を加速できる」とコメントしている。