大井川鐵道、『はまなす』14系客車をJR北海道から購入…来年6月から運転

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新金谷に搬入されたJR北海道の14系客車。6月11日までに4両が搬入される。
  • 新金谷に搬入されたJR北海道の14系客車。6月11日までに4両が搬入される。
  • 大井川鐵道が購入したスハフ14 557(左)とスハフ14 502(右)。
  • JR北海道から購入した14系は来年6月からSL列車の客車として運用を開始する予定。
  • 3月21日青森発(22日札幌着)を最後に姿を消した急行「はまなす」。
大井川鐵道は6月9日、急行『はまなす』で使われていた14系客車をJR北海道から購入したと発表した。大井川鐵道が運転しているSL列車の客車を増強するのが目的で、同社がSL列車用の客車を導入するのは24年ぶり。2017年6月から運用を開始する。

急行『はまなす』は、青森~札幌間で運転されていた夜行列車。北海道新幹線新青森~新函館北斗間の開業に伴い、今年3月21日の青森発を最後に廃止された。『はまなす』で使われていた札幌運転所の14系客車も定期運用から離れ、28両が苗穂運転所に移動。このうち10両は解体のため4月に室蘭港へ送られており、今後の去就が注目されていた。

大井川鐵道の発表によると、購入したのは14系客車のスハフ14形2両(502・557)とオハ14形2両(511・535)。6月9日未明に2両が大井川鐵道の新金谷駅に搬入され、残る2両も6月11日に搬入される予定だ。

運用開始は2017年6月の予定。大井川鐵道は14系の導入により「SL列車用客車の品質向上を図るとともに、現在保有する旧型客車にかかる負担を分散させ末永いSL列車運行を行う」としている。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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