フォード、タカタ製エアバッグで追加リコール…北米で190万台

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先代フォードマスタング
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米国の自動車大手、フォードモーターは6月1日、タカタ製エアバッグインフレータの不具合により、北米市場で約190万台を追加リコール(回収・無償修理)すると発表した。

5月4日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)とタカタの米国子会社が、米国市場におけるエアバッグのリコールに関して修正合意。今回の追加リコールは、この修正合意への対応。

修正合意では、相安定化硝酸アンモニウムを使用した乾燥剤が入っていない前席エアバッグインフレータのうち、米国においてこれまで市場措置対象となっていないもの全てについて、新たに市場措置の対象に含めることになった。

今回、フォードモーターは、この修正合意を受けた追加リコールを北米で行うと発表。北米市場で過去に販売された190万2228台を、リコールの対象に加える。市場別では、米国が最多の189万6443台。カナダが1304台、メキシコが1台など。

対象車種は、2005-2011年モデルのフォード『マスタング』、2007‐2011年モデルのフォード『レンジャー』、2005‐2006年モデルのフォード『GT』など。北米で生産された車両が該当する。

《森脇稔》

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