ポルシェの決算、営業利益は17%増…第1四半期

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ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは6月1日、2016年第1四半期(1-3月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は54億ユーロ(約6586億円)。前年同期の50億8000万ユーロに対して、6%増加した。

また、第1四半期の営業利益は、8億9600万ユーロ(約1093億円)。前年同期の7億6500万ユーロに対して、17%増えている。

2016年第1四半期の世界新車販売は、過去最高の5万5974台。前年同期の実績に対して、10%増と伸びた。第1四半期の車種別実績では、『マカン』が2万1576台を販売し、最量販モデルに。前年同期に対して、およそ20%伸びた。『カイエン』が前年同期比8%増の1万7598台。2ドアスポーツカーでは、『ボクスター』が前年同期比23%増の3029台、『ケイマン』が27%増の2822台、『911』が前年並みの7711台を売り上げた。

この結果、第1四半期の営業利益率は16.7%に。ポルシェによると、世界で最も収益性の高い自動車メーカーになるという。

ポルシェ取締役会のオリバー・ブルーメ会長は、「我々の目的は販売記録の達成ではない。収益性と雇用を維持したうえでの価値ある成長だ」と語っている。

《森脇稔》

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