新関西国際空港が発表した2016年3月期連結決算は、営業利益が前年同期比34%増の592億9600万円と過去最高だった。
営業収益は、関西国際空港で航空旅客人数が過去最高だったこともあり、旅客サービス施設使用料収入や免税・物販売上などの収入が増加し、同20%増の1845億6700万円と過去最高だった。
収益では増収の効果や大阪国際空港で滑走路・誘導路の改修費用が減少したことから大幅増益となった。経常利益は政府補給金収入がなくなったものの、支払利息低減もあって同43%増の476億8000万円と過去最高益となった。
当期純利益は同50%増の294億1600万円と過去最高だった。