【F1 モナコGP】初日フリー走行はリチャルドがトップ…アクシデント連続で波乱の幕開け

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2016 F1 モナコGP フリー走行
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2016年のF1第6戦モナコGPが26日に開幕。初日のフリー走行はダニエル・リチャルド(レッドブル)がトップタイムを記録した。

今回で73回目を迎える伝統の1戦。公道を閉鎖してモンテカルロ市街地コースが作られ、11チーム22台のマシンが集結した。

晴天に恵まれた初日のフリー走行だったが、1回目のセッションからクラッシュなどが続出。開始30分に迫るところでフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)が1コーナーでクラッシュ。その後もアクシデントが続き、セッション中盤にはエステバン・グティエレス(ハース)がトラブルでストップ。さらにジュリオン・パーマー(ルノー)もガードレールにマシンをヒットさせ停車する。これらのマシンを回収するため計3度もバーチャルセーフティカーが導入された。

さらにセッション終盤にはニコ・ロズベルグ(メルセデス)が排水口のフタを踏んでタイヤをパンクさせる。直後を走っていたジェンソン・バトン(マクラーレン)にもダメージが及んだ。これにより赤旗中断となり、そのままセッションは終了。

午後になっても波乱は続き、ロマン・グロージャン(ハース)がトンネル出口で挙動を乱しクラッシュ。ほぼ同じ箇所でリオ・ハリアント(マノー)もクラッシュを喫してしまう。さらにセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)もミラボーでスピンを喫しマシンにダメージ負ってしまった他、ケビン・マグヌッセン(ルノー)もクラッシュ。幾度となくバーチャルセーフティカーが導入される1日となった。

この波乱の中、トップタイムを記録したのはリチャルド。好調メルセデス勢を0.5秒以上引き離す1分14秒607を記録した。2番手には午前中でトップだったルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手にはロズベルグが続いた。

前回スペインGPで史上最年少優勝を果たしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は4番手タイムを記録。これまでライバルだったフェラーリを先行し初日を終えた。

マクラーレン・ホンダ勢はジェンソン・バトンが10番手、フェルナンド・アロンソが12番手となった。

公式予選は28日、決勝レースは29日に行われる。

2016F1モナコGP フリー走行2回目結果
1.ダニエル・リチャルド(レッドブル)1分14秒607
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分15秒213
3.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分15秒506
4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)1分15秒571
5.ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)1分15秒815
6.カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)1分15秒981
7.キミ・ライコネン(フェラーリ)1分16秒040
8.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)1分16秒120
9.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分16秒269
10.ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分16秒325


12.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)1分16秒723

《吉田 知弘》

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