飲酒と速度超過、信号無視で死亡事故を起こした男、危険運転容疑適用

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4月下旬に大阪府守口市内の国道163号で飲酒運転や速度超過、信号無視を原因とする衝突事故を起こし、相手車の運転者を死亡させた22歳の男について、大阪府警は18日、自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死)容疑で送検した。

大阪府警・守口署によると、問題の事件は2016年4月29日の午前3時5分ごろ発生している。守口市南寺方東通3丁目付近の国道163号(片側2車線の直線区間、交差点に信号機あり)で、著しい高速度で走行するとともに赤信号を無視して交差点に進入してきた乗用車と、青信号に従って交差進行してきた別の乗用車が出会い頭に衝突。交差側のクルマは大破し、運転していた54歳の男性が頭部強打で死亡した。

信号を無視した側のクルマを運転していた同市内に在住する22歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、警察は過失傷害や飲酒運転の容疑で逮捕。衝突時の速度や、飲酒した場所や量の特定を進めてきた。

この結果、男は同市内の居酒屋などで事故直前まで酒を飲んでいたことが判明。事故直前には約120km/hまでクルマを加速させていたこともわかった。警察では飲酒運転に加え、著しい速度での走行や信号無視が事故つながったと判断。容疑を危険運転致死に切り替え、男を送検している。

《石田真一》

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