【マセラティ レヴァンテ】女性もターゲットに

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マセラティ レヴァンテ
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マセラティ初のSUVである『レヴァンテ』は、メーカー、ユーザー両方から望まれて誕生したという。

マセラティ・ジャパン代表取締役社長の牧野一夫氏は、「SUV市場には各社が進出し、すでに開拓され確固たるものになっているので、マセラティとしても魅力的な市場だ。更に、マセラティユーザーからもブランド内にSUVが欲しいとの声が多く、それは日本からも同様だ。そこでビジネスとして進めることが出来ると判断した」と説明する。

そして、競合と比較したレヴァンテの強みについて牧野氏は「走行性能だ」と明言。「もちろん各社とも優れたところはある」としたうえで、「マセラティ特有の音なども含めた走行性能は強みだ」という。更にデザインに関しても、「居住性を犠牲にすることなく、クーペチックなデザインを纏っており、オシャレに乗ることが出来るSUVに仕上がっている」と述べ、それらが差別化につながっているとした。

レヴァンテのターゲットユーザーは、「ドイツ車に乗っており、そことは違うイメージや、オシャレなクルマに乗りたいと思う方」だと話す。また、「このセグメントのSUVに乗っている方はドイツ車を見ても女性が多いので、従来マセラティでは少数派である女性も開拓していきたい」と希望を語った。

最後に牧野氏は、「マセラティ・ジャパンでのレヴァンテの販売割合は30%弱を想定し、2016年は(導入は9月から)100台くらい。来年は需給バランスを見ながらなるべく大事に売っていきたい」とコメントした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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