【マセラティ レヴァンテ】パッケージ戦略でオプションを選びやすく

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マセラティ レヴァンテ
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  • マセラティ レヴァンテ ラグジュアリーパッケージ(写真はギブリ)
  • マセラティ レヴァンテスポーティパッケージ

マセラティ『レヴァンテ』は、ラグジュアリーやスポーティなどのコンセプトをもとにオプションを装着したパッケージ戦略を展開するという。

「マセラティは、スポーツとラグジュアリーという相反するものを妥協なく、どちらも高次元で実現する唯一のメーカーだ」と話すのは、マセラティ・ジャパン代表取締役社長の牧野一夫氏だ。そして、「幅広いユーザーのニーズに応えるということは、全てのマセラティモデルがそうであるように、レヴァンテも同じ思いを込めて作られている」という。そこで、パッケージ戦略がとられたのだ。

その理由について牧野氏は、「日本のユーザーはオプションを選ぶ際、どういう装備が良いのか迷う方が多い。そこで、我々の方で最適なオプションを組んで提供する方法もいいのではないかと考えた」と話す。

その結果レヴァンテ、レヴァンテS、レヴァンテディーゼルそれぞれに安全デバイスをはじめ、インテリアやエクステリアのオプションをセットにしたパッケージオプションが設定された。

特に内装関係では、ラグジュアリーをコンセプトにするラグジュアリーパック。これは、「2013年にパートナーシップを締結したエルメネジルド ゼニアのシルク生地を室内中に使用したゼニアインテリアの仕様も設定しているおり、これを選ぶとまさしくゼニアを着たマセラティといえるだろう」と牧野氏。

よりスポーティなパッケージでは、専用設計のスポーツシートとスポーツステアリングを装備。更にオプションのカーボンインテリアパネル等を選択するとよりスパルタンな内装に仕上げることも可能だ。

最後に牧野氏はこれらインテリア系のパッケージを選ぶ割合は「おおよそ3割程度だろう」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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