スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは5月3日、4月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、4月の新記録の5万0380台。前年同月比は6.6%増で、53か月連続で前年実績を上回った。
牽引役を果たしたのは、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)。4月の記録を更新する1万4294台で、前年同月比は14%増と、3か月連続で増加した。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は、6%増の5591台と、2か月ぶりのプラス。
また、2013年春にモデルチェンジした『フォレスター』は、1万4490台を販売。前年同月比は3.7%増と、2か月ぶりに増加した。フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、33か月連続。
2012年9月に発売された『クロストレック』(日本名:『XV』)は、4月の新記録の7607台を販売。前年同月比は9.7%増と、4か月ぶりに前年実績を上回った。
また、『WRX』シリーズは4月、『WRX STI』を含めて、3096台を販売。前年同月比は、14.1%増と3か月連続の前年超え。一方、『インプレッサ』(「WRX」を除く)は4月、4836台を販売。前年同月比は8.9%減と、4か月連続で前年実績を下回る。
スバルの2015年米国新車販売は、過去最高の58万2675台。前年比は13.4%増と、7年連続で前年実績を上回った。2016年1-4月は、前年同期比2.4%増の18万2777台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「販売ネットワークの尽力のおかげで、さらなる販売記録を打ち立てた」とコメントしている。