トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは5月3日、欧州における累計生産台数が1000万台に到達した、と発表した。
トヨタが欧州で現地生産を開始したのは、1971年。ポルトガル工場において、『カローラ』のノックダウン生産を開始したのが始まりだった。
欧州累計生産1000万台は、生産開始から45年で打ち立てた記録となる。現在では、英国、トルコ、フランス、ポーランド、ロシア、チェコ、ポルトガルの欧州7か国に工場を構える。
欧州7か国の工場は、6つの車両組み立て工場と、3つのパワートレイン工場で構成。『オーリス』、『ヤリス』、『アベンシス』、カローラ、『バーソ』、『カムリ』を現地生産している。
トヨタモーターヨーロッパのヨハン ファン ゼイル社長兼CEOは、「欧州の全従業員が、累計生産1000万台達成を大変誇りに思う」とコメントしている。