ANA、国際線旅客事業好調で過去最高益…2016年3月期決算

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ANAホールディングスが発表した2016年3月期の連結決算は、経常利益が前年同期比94.7%増の1307億円と倍増し過去最高となった。

売上高は、国際線旅客事業を中心に収入が増加し、同4.5%増の1兆7911億円と増収だった。

国内線旅客の旅客人数が減少したものの、収入は増収となった。国際線旅客は欧米、アジア路線のビジネス需要が好調だったのに加え、全方面で旺盛な訪日需要を取り込み、旅客人数、収入とも前年を上回った。

収益では、営業費用が増加したものの、増収やコスト削減に加え、原油価格下落による燃料コストが減少したため、営業利益は同49.1%増の1364億円と過去最高となった。当期純利益も同99.2%増の781億円と過去最高だった。

今期の通期業績見通しは、売上高が同1.1%増の1兆8100億円、営業利益が同6.3%増の1450億円、経常利益が同0.6%減の1300億円、当期純利益が同2.3%増の800億円を予想する。

《レスポンス編集部》

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