【F1 ロシアGP】ロズベルグが開幕4連勝…ホンダもダブル入賞果たす

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2016F1ロシアGP決勝
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2016年のF1第4戦ロシアGPの決勝が5月1日に行われ、ニコ・ロズベルグ(メルセデス)が前戦に続きポール・トゥ・ウィン。開幕4連勝を飾った。

ソチ五輪の会場跡地に建設されたソチ・オートドロームを舞台にした1戦。予選ではロズベルグがポールポジションを獲得し、2番手にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がつけたが、ギアボックスを交換したため5グリッド降格ペナルティを受け7番グリッドから。またトラブルで予選Q3不出走と悔しい結果に終わったルイス・ハミルトン(メルセデス)は10番グリッドから追い上げを狙った

注目のスタートではロズベルグが先頭を死守し、キミ・ライコネン(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)と続くが、後方ではまたしてもアクシデントが発生。ターン2での減速時にダニール・クビアト(レッドブル)がベッテルに追突。ここではバランスを崩しただけに留まったベッテルだったが、直後のターン3でもクビアトに追突されスピン。そのままコース脇のバリアにクラッシュしリタイアとなってしまった。

またターン2では両者のが引き金となり後方で複数のマシンが接触。破片も散乱したためセーフティカーが導入された。4周目にレースが再開されると前回同様にロズベルグの独壇場に。一気にボッタスを2.8秒引き離し、その後もリードを広げていった。そこに食らいついたのがチームメイトのハミルトン。混乱のスタートで5番手に浮上。セーフティカー走行が終わるとフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)とライコネンをかわし3番手へ。17周目のピットストップでボッタスを逆転し2番手に浮上した。

レース後半はメルセデス勢2台のマッチレース。今季初優勝をつかむべくロズベルグの7秒後方まで迫ったハミルトンだったが、水圧に問題を抱え思うようにペースを上げられない。最終的に25秒もの大差をつけてロズベルグが開幕4連勝を成し遂げた。2位にはハミルトン、3位にはライコネンが入った。

これで通算勝利数を18に伸ばし、昨年のメキシコGPからシーズンをまたいで7連勝。ポイントランキングでもライバルに40ポイント以上の差をつけトップを独走。まだ17レース残ってはいるが悲願の初タイトル獲得に向け一歩ずつ前進している。

一方、マクラーレン・ホンダ勢はジェンソン・バトンが12番手、フェルナンド・アロンソが14番手からスタート。2台とも直後の混乱をうまく避け、特にアロンソは一気に7番手までポジションアップ。最終的には6位でフィニッシュし今季のチームベストリザルトを更新。バトンも残り5周でポイント圏内に入り10位。2台揃ってポイントを獲得した。

2016 F1ロシアGP 決勝結果
1.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3.キミ・ライコネン(フェラーリ)
4.バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)
5.フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
6.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
7.ケビン・マグヌッセン(ルノー)
8.ロマン・グロージャン(ハース)
9.セルジオ・ペレス(フォース・インディア
10.ジェンソン・バトン(マクラーレン)

《吉田 知弘》

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