14日午後3時55分ごろ、北海道札幌市中央区内の市道で、道路工事現場に乗用車が突っ込み、作業中の男性に衝突する事故が起きた。男性は死亡。警察は乗用車を運転していた66歳の男を逮捕している。
北海道警・札幌西署によると、現場は札幌市中央区宮の森3条5丁目付近で車線区別のない幅員約5mの直線区間。事故当時は道路の舗装工事が行われていたが、乗用車はフェンスを破壊して進入。作業を行っていた60歳の男性をはねた。
男性は乗用車と、停車していたトラックの間に挟まれて全身を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。乗用車を運転していた東区内に在住する66歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。
現場は自動車の通行が規制されていた。警察では乗用車側の前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。