3月23日、米国で開幕したニューヨークモーターショー16。トヨタのブースでは、『C-HR』が市販車ではなく、コンセプトカーとしてお披露目された。
トヨタは3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16において、C-HRの市販モデルを初公開。C-HRコンセプトの市販版となるCセグメントの新型クロスオーバー車。日本では2016年内に、欧州地域では2017年初旬から販売を開始し、順次世界各国や各地域へ投入されると発表された。
それからおよそ半月後、3月23日に米国で開幕したニューヨークモーターショー16では、C-HRが米国初公開されなかった。代わりに、コンセプトカーのC-HRコンセプトが、トヨタブースに展示されている。
なお、市販車ではなく、コンセプトカーが展示された理由は、公表されていない。
トヨタはもともと、C-HRコンセプトの市販モデルを、米国ではサイオンブランドから発売する計画だった。しかし、サイオンブランドの廃止決定により、トヨタブランドから投入されることに。
ニューヨークモーターショーのプレスカンファレンスに登壇した米国のトヨタ部門、ビル・ファイ副社長は、「トヨタブランド車として、C-HRコンセプトを披露できることに興奮している。2017年、C-HRの市販モデルを、米国で発売する」と宣言している。