フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは4月7日、3月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、11万4788台。前年同月比は5%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
乗用車部門の長安フォードの3月実績は、8万4292台。前年同月比は12%増と、2か月ぶりのプラスとなった。主力セダンの『モンデオ』をはじめ、『クーガ』と『エッジ』、『エコスポーツ』、『エクスプローラー』のSUVが販売の主力。
また、江鈴汽車の3月実績は、2万8997台。前年同月比は8%減と、2か月ぶりに減少した。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力となる。
フォードモーターの2015年の中国新車販売台数は、新記録となる111万5124台。前年実績に対して、3%増だった。2016年第1四半期(1‐3月)は、前年同期比14%増の31万4454台を売り上げている。