【新聞ウォッチ】39都府県を結ぶ国内最大級のバス乗り場「バスタ新宿」が開業

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年4月4日付

●消費増税「延期を」65%本社世論調査、内閣支持50%(読売・1面)

●インドネシア新港開発、日本政府、同国最大、2000億円規模(読売・1面)

● 日本一のバス乗り場新宿に開業、39都府県を結び1日1600便(朝日・30面)

●日本橋に名車ずらり(産経・23面)

●ニュース一言、アウディジャパン・斎藤社長(日経・9面)

●主要30業種の天気図、経営の目、「国内の先行き厳しく」池史彦ホンダ会長(日経・16面)

ひとくちコメント

コーヒーチェーン店の名前をひっくり返したようなネーミングだが、東京のJR新宿駅の南口に、高速バスの発着所を集約した交通ターミナル「バスタ新宿」がオープンした。

これまで駅周辺に分散していた19の高速バス発着所がターミナルの3階の一部と4階に集められ、1日1625便が発着し、約4万人の利用客が見込まれるという。

4月3日には、開業前のセレモニーが開かれたこともあり、きょうの各紙にも「新ターミナルきょう開業」(日経)などと報じている。

バスタ新宿では、118社の事業者が青森から福岡までの39都府県を結ぶバスを運行するそうで、高速バスターミナルとしては国内最大級を誇る。

新宿駅の高速バス発着所といえば、これまで富士急行などは西口のヨドバシカメラ前にあった。狭い道路で人混みの中を係員が通行人の安全を気遣いながら大型バスを誘導していたが、きょうからはそんな光景もみられなくなる。

バスタ新宿の開業で利用客にとってはバスの旅が便利になるが、軽井沢のスキーツアーバス転落のような悲惨な事故が起きないように、事業者はくれぐれも安全運行を順守してもらいたいものである。

《福田俊之》

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