スカイマーク、2015年度黒字転換へ…中期経営計画

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スカイマーク(参考画像)
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  • スカイマーク新体制 佐山展生会長(中央)、市江正彦社長(右)、矢口秀雄専務(左)、本橋学専務取締役執行役員(右端)、増川則行取締役(左端)

スカイマークは、「2016~2018年度中期経営計画」を策定した。

2015年度の売上高は700億円強、営業利益が15億円強と減収ながら黒字転換する見通し。

中期経営計画では、顧客満足と運航品質の向上や収益性・生産性向上による利益体質の構築、安全・整備体制の強化、社員満足向上のための人事・組織・風土改革、事業拡大・再成長に向けた基盤作りを主な経営テーマとして取り組み、2018年度(2019年3月期)に売上高800億円超、営業利益70億円超を目指す。

具体的な取り組みとしては、就航率・定時性向上に向けた体制強化やサービス教育の強化と顧客満足推進体制の構築、地域企業とのタイアップなど、独自サービス・企画を拡充する。

また、機材効率の向上や業務プロセスの見直し、業務効率化に向けたIT投資を実施する。安全教育・リスクマネジメントの強化や整備組織の再編、経営支援を受けているANAからの整備支援、人事制度の抜本的な見直し、社内アイディア公募制度を発展させる。

このほか、新機種を含む中長期の機材検討と路線の拡充や人材・システム・設備への投資によって事業拡大も図る。

これらの取り組みで数値目標を達成、5年以内の再上場を目指す。

《レスポンス編集部》

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