EV体験から販売へ…トミーカイラZZ、レンタカー導入の理由

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トミーカイラZZ
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GLMが製造販売する、EVスポーツカーのトミーカイラZZがタイムズモビリティネットワークスのレンタカーサービス、Service Xに4月1日より導入される。

GLM取締役の田中智久さんは、Service Xへの導入に関し、「EVのスポーツカーは珍しい存在で、乗ってもらう機会が十分に用意できていない状態だ」と現状を語る。しかし、「実際に乗ると、EVは面白いということを肌で感じてもらえる。そこで、Service Xであれば、いろいろな方に我々が作ったものを体験してもらえる非常にいい機会だと考えている」とコメント。

また、Service Xを利用しその後、購入を希望する場合は、「販売代理店として契約しているところもあり、また、我々自身に問い合わせをしてもらえれば一人一人直接丁寧に対応していく」という。

比較的少量生産車に多いユーザーごとのカスタマイズに関して田中さんは、「できるところとできないところはある」としながらも、「現在最も多いのはユーザーが指定するカラーに塗装することだ」という。現在トミーカイラZZはスタンダード、オプション、そしてユーザー指定カラーの3パターンが用意されている。

それ以外にも、ディーラーオプションとして、ダッシュボードにアルカンターラを貼り込んだ仕様もあり、「その場合にはステッチカラーも変えることができる」と田中さん。そして、「ユーザーの選択肢の幅は大きいと思う。更に今後は、より細かなユーザーの要望を密に応えられるよう、ビスポークではないが、1台1台違う仕様のクルマを納車していきたい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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