イタリアの高級車メーカー、マセラティの4ドアサルーン、『クアトロポルテ』と『ギブリ』。両車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「マセラティの米国法人、マセラティノースアメリカから、クアトロポルテとギブリに関するリコールの届け出を受けた」と発表している。
今回のリコールは、フロアマットの不具合が原因。NHTSAによると、運転席のフロアマットの固定部分が折れて、フロアマットが前方に動き、アクセルペダルに干渉し、ペダルが戻らない恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、2014-2016年モデル。米国で販売された2万8235台が、リコールに該当する。
マセラティノースアメリカでは、対象車の顧客に連絡。販売店において、フロアマットを無償交換するリコール作業を実施するとしている。