タイヤをはじめ、世界有数の自動車部品サプライヤーとして知られるドイツのコンチネンタルは3月3日、2015年通期(1-12月)の決算(暫定)を発表した。
同社の発表によると、売上高は、392億3200万ユーロ(約4兆8643億円)。前年の345億0570万ユーロに対して、13.7%増加した。
また、2015年通期の純利益は、27億2740万ユーロ(約3382億円)。前年の23億7530万ユーロに対して、14.8%の増益を達成している。
2桁の増益を達成した要因のひとつが、エレクトロニクス、センサー、ソフトウェアソリューション、工業分野向け製品、タイヤなどの事業が好調だったこと。
コンチネンタル取締役会のエルマー・デゲンハート会長は、「コンチネンタルは非常に良い状態にある。厳しい状況においても戦略的に、そして力強くビジネスを展開し、我々のイノベーションで将来のモビリティのデジタル化を築くという、重要な役割を担っていく」と語っている。