2月22日に発売となった『CRF1000L アフリカツイン』。さまざまな純正オプションパーツも同時リリースされる。
開発陣が必ず用意しようと考えたのが、ローシートだったという。というのも開発責任者である本田技術研究所二輪R&Dセンターの飯塚 直氏は身長160cm台。自らも、アドベンチャーモデルとなると足着きが不安。自分にローシートが必要なように、ユーザーにも提供しなければと考えたのだ。
シート高は前モデルのXRV750 アフリカツインと同等の870mmに設定したが、CRF1000L アフリカツインには、より20mm低い850mmに容易く変更することができるアジャスト機構を備えた。
飯塚氏は言う。「さらにローシートに交換することで、スタンダードのシートより30mm低いシート高にできます。シートアジャスト機構により820mmにまで下げられます」
ライダーの体格やライディングスタイルに合わせてシート高を落とせ、足着き性を向上する『ローシート』は税込み1万6956円だ。
さらに、ノーマルスクリーンに対して90mm高く、30mmワイドな『ハイウインドスクリーン』(2万1384円)や、車両本体のキーで開閉ができるHondaワン・キー・システムを採用する『パニアケース』(10万5840円)などもラインナップ。アクセサリーを新車時から装着するユーザーも多いという。
本田技術研究所二輪R&Dセンターの渡邉 淳氏は、「好みに合わせて、様々なスタイルで楽しんで欲しい」という。「たとえば、DCT仕様車の場合、手元のシフトチェンジ操作に加えて、フットチェンジもしたいという人がいます。DCTチェンジペダルキット(3万2184円)を備えれば、足もとでもギヤチェンジができます」
アクセサリーソケット(1万800円)やフルフェイスヘルメット1個を収納可能なトップボックス(5万4540円)、フロントサイドパイプ(5万6160円)、LEDフォグランプ(3万9960円)などもある。