【F1】テスト1日目…ベッテルがトップタイム、ハミルトン早くも700km走破

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2016年のF1テスト初日、トップタイムはベッテルがマーク
  • 2016年のF1テスト初日、トップタイムはベッテルがマーク
  • 2016年のF1テスト初日、トップタイムはベッテルがマーク
  • 2番手のハミルトンは156周を1日で走破
  • マクラーレン・ホンダのバトンも順調に初日の走行を終える
  • 3番手のダニエル・リチャルド(レッドブル)
  • ルノーもテストに参加
  • バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)
  • フォース・インディアはテストドライバーのセリスが走行

スペインのカタロニア・サーキットで22日、2016年のF1プレシーズン合同テストがスタート。初日はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がトップタイムを記録した。

今年もバルセロナに新規チームのハースを含めた11チームが登場。このうちザウバーを除く10チームは今季型のマシンでテストを開始した。午前中はほとんどのチームが本格的に走るのが初めてということで、入念にシステムチェックをしながらの走行だったが、トラブルでコース上にマシンが止まることもなく、順調にセッションが進行。それぞれがデータ収集や様々なシチュエーションに合わせた走行を行うなど、テストプログラム消化に努めた。

トップタイムはベッテルで1分24秒939。公式テスト初日では2年連続で最速タイムを記録した。2番手には昨年チャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデス)が0.470秒差で続いたが、初日から約2.5レース分にあたる156周を走破。早くも今季マシン『W07 Hybrid』の高い信頼性と走り出しからのレベルの高さをみせつけた。

ちなみに昨年もメルセデスは初日からニコ・ロズベルグがへレスサーキット157周(695km)を記録しているが、コース全長がこちらの方が長く、この日だけで726.18kmも走り込んだ。

なお3番手にはダニエル・リチャルド(レッドブル)、4番手にはバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)が僅差で続いている。

2年目を迎えたマクラーレン・ホンダはジェンソン・バトンが初日を担当。昨年はトラブル続きでまともに周回できなかったが、今年は一転。まとまった時間ガレージにこもることはあったものの、1日を通して1レース分を超える84周(391km)を走破。ベストタイムは1分26秒735でトップから1.796秒差の6番手につけた。また、新規チームのハースや今年からワークス復帰を果たすルノーも順調に周回しタイムを記録している。

明日も同サーキットでテストが行われる。いくつかのチームはドライバーを変更。メルセデスはロズベルグ、マクラーレンはフェルナンド・アロンソが担当する予定だ。

2016 F1第1回バルセロナ合同テスト 1日目総合結果
1.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分24秒939[69周]
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分25秒409[156周]
3.ダニエル・リチャルド(レッドブル)1分26秒044[87周]
4.バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)1分26秒091[80周]
5.アルフォンソ・セリス(フォース・インディア)1分26秒298[58周]
6.ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分26秒735[84周]
7.カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)1分27秒180[55周]
8.マーカス・エリクソン(ザウバー)1分27秒555[88周]
9.パスカル・ウェーレイン(マノー)1分28秒292[54周]
10.ロマン・グロージャン(ハース)1分28秒399[31周]
11.ジュリオン・パーマー(ルノー)1分29秒356[37周]

《吉田 知弘》

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