京浜急行電鉄(京急)は2月17日、台湾鉄路管理局との友好鉄道協定締結一周年を記念し、台湾鉄路の列車を模したラッピング列車を運行すると発表した。2月22日から3月26日まで運行される。
京急の発表などによると、京急2100形電車の8両編成1本(2133編成)の車体と排障器に、台湾鉄路で運行されている普快車のデザインに近づけるためのラッピングを施す。車両の前後には友好鉄道協定一周年を記念したヘッドマークを取り付ける。
このほか、羽田空港国際線ターミナル駅の2階到着ロビー改札内連絡通路に「台湾・台鉄PRブース」を設置。2月26日から協定調印文書の写しなどを展示する。
台湾鉄路の普快車は、日本の普通列車に相当する列車種別。気動車や機関車けん引の客車で運行されており、このうち客車は車体全体を青色で塗装している。一方、京急の2133編成も「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」として2015年3月に車体塗装が青色ベースに変更されており、普快車と似たデザインになっていた。