ドイツの高級車メーカー、アウディは1月11日、中国(香港を含む)における2015年の新車販売結果を明らかにした。総販売台数は57万0889台。前年比は1.4%減と、マイナスに転じた。
販売の主力は、中国吉林省のフォルクスワーゲングループの長春工場で現地生産される『A6L』、『A4L』、『Q5』、『Q3』の4車種。なおA6LとA4Lは、中国専用のロングホイールベース仕様。
中でもSUVの人気が高く、2015年はQ5とQ3の販売が好調。2015年12月には、新型『Q7』を中国市場に投入。アウディによると、今後の販売増が見込まれるという。
また、2014年夏から、広東省の仏山新工場において、新型車、『A3セダン』の現地生産を開始。こちらも、セグメントで高いシェアを獲得する。
アウディは2016年夏までに、中国で販売されるアウディ車の6割を新型車に置き換える計画。アウディは「2015年、中国高級車市場で最も成功を収めた」コメントしている。