スズキの鈴木俊宏社長は1月21日に都内で記者会見し、環境と安全技術の開発について「色々な技術にチャレンジし、自社でまず咀しゃくするようトライしたい」と述べ、自前で幅広くアプローチする考えを示した。今後の主要な技術開発課題について、他社との提携方針を質されて答えた。鈴木社長は技術開発について「振り返ってみれば、かつてはこんな技術は必要かなと思っていたものが普及しているということもある」とし、できるだけ対象範囲は広げるべきとの意向を表明した。また、技術を咀しゃくしておかないと「部品メーカーや自動車メーカーさんとの連携もできにくい」と指摘。そのうえで「単独ではできない場合には、連携も進めていけばよい」と述べ、自前開発に固執しない考えも示した。自動運転技術については「一気に完全な自動運転にはならないので、まずは安全運転支援システムを充実させるのが当社の課題と考えている」と語った。
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