【ユーロNCAP】マツダ ロードスター 新型、最も安全な車に…オープンスポーツカー部門

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マツダ ロードスター 新型
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ユーロNCAPコンソーシアムは1月13日、新型マツダ『ロードスター』を、オープンスポーツカー部門の最も安全な車に認定すると発表した。

欧州で唯一、公的衝突テストを行うのが、ユーロNCAPコンソーシアム。ユーロNCAPは今回、2015年に衝突テストを実施した約40台の中から、最も優れた安全性を示したモデルを8カテゴリー別に発表した。

ユーロNCAPで最高の5つ星評価を得るためには、「成人乗員保護性能」で80%以上、「子ども乗員保護性能」で75%以上、「歩行者保護性能」で65%以上、「安全補助装置」で70%以上のポイントを獲得するのが条件。4項目のひとつでも、基準のポイントを下回り、4つ星以下となった場合、総合評価で5つ星と認定されない。また、総合評価で5つ星を得るには、75%以上のポイントも必要。

新型マツダ ロードスターのテスト結果は、成人乗員保護性能が31.9点(84%)で、5つ星の条件をクリア。子ども乗員保護性能は17点(80%)で、5つ星の条件を満たす。歩行者保護性能は33.7点(93%)で、5つ星に該当。しかし、安全補助装置は8.3点(64%)となり、5つ星に必要な70%に届かなかった。ユーロNCAPによると、新型ロードスターに緊急自動ブレーキが未設定なのが、安全補助装置の評価が低い理由という。

この結果、新型ロードスターの総合評価は、最高5つ星のところ、4つ星。それでも、ユーロNCAPから、オープンスポーツカー部門における最も安全な車と認定された。ユーロNCAPは、「乗員保護性能が5つ星のオープンスポーツカーは、2015年のテスト車で他にない」と評価している。

《森脇稔》

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