踏切手前でスリップしたクルマ、通過列車の側面部に接触

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14日午後9時55分ごろ、北海道千歳市内にあるJR千歳線の踏切で、警報機や遮断機が作動した後に踏切へ進入した軽乗用車と、通過中の特急列車が接触する事故が起きた。踏切手前でのスリップが原因とみられている。

北海道警・千歳署よると、現場は千歳市富士4丁目付近にある踏切で、警報機や遮断機が設置されている。軽乗用車は警報機や遮断機が作動した後に踏切内へ進入。通過していた特急列車(帯広発/札幌行き、5両編成)の側面部に接触した。

接触によってクルマは中破したが、運転していた同市内に在住する19歳の男性と同乗者にケガはなく、列車の乗客乗員約80人も無事だった。

事故当時、踏切手前は圧雪アイスバーン状態となっており、聴取に対して運転者の男性は「止まりきれずに突っ込んでしまった」などと供述しているようだ。警察ではスリップが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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