ガリバーのビジネスコンペ、ハタプロのシニアドライバー向け見守り端末が最優秀賞

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ガリバー アクセラレーター 表彰式
  • ガリバー アクセラレーター 表彰式
  • ハタプロ flagle.io プレゼンテーション
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  • ハタプロ 伊澤諒太 代表取締役
  • ハタプロ flagle.io プレゼンテーション
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  • ガリバーインターナショナル 羽鳥貴夫 社長

ガリバーインターナショナルがITベンチャー企業を対象に実施したビジネスプランコンテスト『ガリバー アクセラレーター』で、IoT端末を手がけるハタプロのシニアドライバー向け見守り端末『flagle.io』が最優秀賞に選ばれた。

flagle.ioは車内の温度や二酸化炭素、騒音さらには車両の位置情報、加速度などの変化をAIが学習することで、危険運転の事前予測や居眠り運転しないよう警告する見守り機能を備えている。flagle.ioは端末を運転席のヘッドレスト部分に装着することで、すべての車両に後付が可能。また装着することで自動的に交通上の危険箇所をまとめた「ヒヤリハットマップ」を作成することもできるという。

ハタプロの伊澤諒太代表取締役は12月17日に都内で行われた最終選考会で、flagle.ioについて「どんな車にも搭載可能なIoT時代の新しいパートナーがコンセプト」とした上で、「どんな車にもというのが重要で、既存のIoTの車のサービスは車種依存がほとんどで、自分たちは車種依存がないものにこだわってモノづくりをしてきた」と説明した。

ガリバー アクセラレーターは、次世代のクルマ社会を担うチームと事業を造り出すことを目的にしたビジネスコンテストで、7月に事業プランを募集したところ150件の応募があった。その後の書類審査などを経て絞られた3社のプランは、ガリバーの持つ情報や人材などを活用して3か月にわたる事業化に向けた具体的な取り組みが行われ、この日の最終選考を迎えた。

ガリバーの羽鳥貴夫社長は「事業の将来性、それぞれの会社が持っている強みや推進力、新規性の3点を基準にして決定した」とflagle.ioを最優秀賞に選んだ理由を述べた。

《小松哲也》

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