【ダカール16】トヨタ車体、社員ドライバーを初起用

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トヨタ車体 2016年参戦車両
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トヨタ車体のラリーチーム「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)」は、2016年1月3日から開幕する「ダカールラリー2016」の市販車部門に参戦すると発表した。

2015年のダカール・ラリーは、アルゼンチン・ボリビアを舞台に14日間で9583kmを走破。TLCは、同社が開発・生産を担う『ランドクルーザー200』シリーズをベースにしたラリー仕様車2台で参戦し、3連覇に挑む。

トヨタ車体では、2015年8月31日に創立70周年を迎えた節目を機に、ラリー参戦活動でも新しいチャレンジをスタートさせ、「もっといいクルマづくり」への取り組みをさらに加速させる。1995年のダカールラリー参戦以来、初となる社員ドライバーを起用するとともに、チームに帯同し、ラリー車開発を専属で担当する社員エンジニアを新たに加えた新体制で今大会に臨む。

ダカールラリー2016参戦車両は、年々ハイスピード化するラリーの傾向にあわせ、サスペンションを改良し、車両の路面追従性能を向上。会社創立70周年を記念し、トヨタ車体のコーポレートカラーであるブルーを基調にした車両カラーリングに一新した。今大会はジボン・ニコラ/ギャルサン・ジャン・ピエール組がゼッケンNo.343、初の社員ドライバー三浦昴/リシトロイシター・ローラン組がゼッケンNo.342でエントリーする。

また、ラリーに使用する燃料は、前回に引き続きスポンサー各社や近隣小中学校をはじめとする地域の人々、ならびに従業員の協力を得て集めた廃食油に加え、今回から新しい取り組みとして、デンソーの藻油から精製したBDFも加えることで、環境技術の発展と循環型社会の仕組みの広がりへ貢献していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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