スズキが発表した2015年10月の四輪車生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比10.1%増の26万0920台で、2か月ぶりのプラスとなった。
国内生産は、国内・輸出向けともに減少し、同19.8%減の7万1743台と8か月連続のマイナス。海外生産は、インド、ハンガリー、パキスタンなどで増加し、同28.3%増の18万9177台で12か月連続のプラスとなった。
国内販売は同12.4%減の5万0901台で、10か月連続のマイナスとなった。そのうち登録車は新登場の『ソリオ』と『エスクード』が増加し、同26.3%増の6674台と、2か月連続のプラス。軽自動車は『キャリイ』や『アルト ラパン』が増加したものの、全体では16.2%減の4万4227台で7か月連続の2ケタ減。10か月連続のマイナスとなった。
輸出は、欧州、中南米、アフリカ向けなどが減少し、同22.1%減の1万0920台と、7か月連続のマイナスとなった。