関西国際空港と大阪国際空港、オリックスとヴァンシ・エアポート企業連合が運営権取得

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新関西国際空港は、関西国際空港と大阪国際空港の運営権を、オリックスとフランス空港運営大手のヴァンシ・エアポートのコンソーシアムに売却すると発表した。

運営権を売却するのは関西国際空港と大阪国際空港の空港基本施設、空港航空保安施設、空港機能施設など。契約期間は2060年3月31日までの44年間。

運営権の対価は490億円超と収益連動負担金を負担する。履行保証金は1750億円超。

航空需要目標は、関西空港の航空機発着回数を2014年度の14万2000回から2059年度には25万5000回にまで増やす。

旅客数は2014年度が関西空港が2004万人、大阪空港が1462万人だったが、2059年度に関西空港が4153万人、大阪空港が1598万人にまで増やす計画。

航空系事業では、エアラインをはじめとしたマーケティング機能を強化、インセンティブスキームを見直し、戦略的料金を設定することで、路線誘致やLCC、貨物エアラインの拠点化促進を図る。

非航空系事業では、インバウンド旅客のニーズにマッチした国際的に知名度の高いブランドや、関西特有の店舗誘致、商業エリアの回遊性を向上するため、旅客動線の最適化を考慮したターミナルレイアウト見直しなど、商業事業の収益増加を図る。

空港のインフラ機能と競争力の維持・向上のための更新投資と戦略的投資で総額約9448億円の設備投資を計画。年平均の設備投資額は約215億円を見込む。

新関西では、オリックスとヴァンシ企業連合が提出した第二次審査書類の事業計画が、様々な成長戦略を示しており、オリックスとヴァンシ・エアポートによる空港運営・商業施設運営について豊富な経験により、着実な成長が期待できると評価した。

また、44年間の長期にわたって安全安心を最優先し、重要なインフラである空港を運営する社会的な責任・使命を認識するとともに、機能維持向上のための投資や、イベントリスク対策を実施して安定確実な経営を確保する内容となっていると評価、運営を任せることにした。

今後、11月ごろに基本協定を締結、12月に運営権を設定して実施契約を締結、2016年3月末に事業移管する。
《レスポンス編集部》

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