米国の自動車最大手、GMが米国で販売した最新の2016年型SUV。同車に不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を実施する。これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「シボレー、ビュイック、GMCのSUV3車について、GMからリコールの届け出を受けた」と公表している。今回のリコールは、ワイパーの不具合が原因。NHTSAによると、ワイパーのモーターが過熱し、最悪の場合、火災に至る恐れがあるという。リコールの対象となるのは、シボレー『トラバース』、ビュイック『アンクレイブ』、GMC『アカディア』の各2016年モデル。米国で販売された2万9295台がリコールに該当する。GMは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、ワイパーのモーターを交換するリコール作業を行う。なおGMは、リコール作業を行うまで、ワイパーを使用しないよう、顧客に呼びかけている。
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