パイオニアは2015年8月に、スマートフォンと自動車向けビーコン端末を活用したテレマティクス・ソリューション「クルマ DE ビーコン サービスプラットホーム」(以下、クルマ DE ビーコン)を開発したと発表した。自動車業界で初となるこのプラットフォームは、ビーコン端末によりドライバーの状況を認識し、スマートフォンを介して利用シーンに合わせたサービスの提供を可能にするというものだ。
また同時に、東京海上日動火災保険が12月より提供予定のノンフリート(個人)自動車保険契約者向けの新たな「事故時自動連絡支援サービス」に同ソリューションが採用されたことも発表している。「クルマ DE ビーコン サービスプラットホーム」とは、どういうプラットフォームなのか、今後どのような展開が考えられるのかなどを、パイオニアのカーエレクトロニクス事業統括部 テレマティクス事業部 事業企画部の課長である岩堀耕史氏、および商品統括部 事業企画部 テレマティクス企画部の主事である岩田啓介氏にお話しをうかがった。