三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は10月10日、栃木県さくら市の同社喜連川研究所で「2015年度サービス技術コンテスト全国大会」を開催した。
サービス技術コンテストは、サービススタッフのスキルアップとモチベーションアップを促し、顧客に「安心」を提供できる「サービス」や「整備力」の向上に繋げることを目的に開催。今年度は、全国の三菱ふそう系販売会社およびMFTBC地域販売部門から選抜した36チーム(1チーム:フロントスタッフ1名、メカニック2名)合計108名が、トラブルシューティングの団体競技、および学科競技に挑んだ。
トラブルシューティング競技では、小型トラック「キャンター」4トン積載ダンプ仕様のキャブ付シャシでの故障診断を実施。制限時間内で、法令点検で入庫した顧客の車両不具合箇所を的確な判断力でメカニックと連携し修復、車両引き渡しを行い、さらには様々な視点を持ち、顧客にとって最適なサービスを提供するスキルが必要となる競技内容となっている。
また、学科競技では、大・中・小型の車両知識に対する問題・環境技術に関する問題・自動車法規関連と多岐に渡った試験を実施。フロントスタッフとメカニックの共通・個別試験問題の結果やトラブルシューティング競技の合計点で総合優勝を競った。
競技の結果、SC北日本 東北・北関東〔1〕チームが総合優勝、準優勝はSC西日本 中国・西四国〔2〕チーム、3位はSC東海・北陸〔5〕チームだった。