富士重工業 産業機器カンパニー埼玉製作所は、1995年の開設以来、今年で20周年を迎え、10月9日に20周年記念式典を実施した。
産業機器カンパニーは、建設機械や産業機械、農業機械に搭載する汎用エンジンならびに高性能車載エンジン、発電機・ポンプなどの開発から生産、販売、アフターサービスまでを一貫して行っている。
同社の汎用エンジン生産は1951年、旧大宮製作所での540cc「M6型」でスタート。以来40年以上に渡り高性能・高品質のエンジンを生産してきたが、1995年に施設の老朽化や生産能力向上などを理由に、現在の埼玉製作所に移転した。
現在、埼玉製作所は、汎用・車載エンジンにおいて、機械加工設備と組立生産ライン7本、4000台/日の生産能力を持ち、研究・開発の中心拠点ともなっている。世界販売地域は100か国を越え、産業機器カンパニーとしては、年間約91万台を販売している。