JR東日本千葉支社は10月13日、京葉線の全線開業25周年にあわせ、ラッピング列車を運行すると発表した。
千葉支社が取り組んでいる「京葉ベイサイドラインプロジェクト」の一環。1986年の西船橋~千葉みなと間開業から1990年の全線開業、そして今年の全線開業25周年までの、主なイベントの写真を車体に貼り付けて運行する。
ラッピング列車になるのは京葉線で運用されている2編成20両。京葉線のほか、運用によっては内房線や外房線に入ることもある。運行期間は11月2日から2016年3月31日までの予定。
京葉線は貨物線として計画され、1975年5月10日には蘇我~都川信号場~千葉貨物ターミナル間が開業(蘇我~都川信号場間は当初、川崎製鉄保有の貨物専用線を借入)したが、沿線の住宅開発などに伴い旅客線化が図られることになり、まず1986年3月3日に西船橋~千葉みなと間が旅客線として開業した。その後、1990年3月10日までに現在の東京~蘇我間と市川塩浜~西船橋間、西船橋~南船橋間が全通している。