JR東日本、新潟駅111周年でイベント実施…記念切符や臨時列車など

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JR新潟支社は新潟駅開業111周年の記念イベントを10月24日に実施する。画像は111周年の記念入場券。
  • JR新潟支社は新潟駅開業111周年の記念イベントを10月24日に実施する。画像は111周年の記念入場券。
  • 開業当時の新潟駅は現在地から北西約300mの地点(写真)に設けられていた。
  • 現在地へは戦後の1958年に移転した。写真は現在の新潟駅南口。
  • 新潟駅では現在、在来線ホームを高架化する工事が進められている。

JR東日本新潟支社は10月24日、新潟駅(新潟市中央区)の開業111周年記念イベントを実施する。記念切符の発売や、信越本線貨物支線を走る記念列車の運行などが行われる。

記念切符「新潟駅開業111周年記念入場券」は、大人用4枚と子供用2枚のD型硬券セットで、発売額は1セット700円。券面には歴代の新潟駅舎や161系電車の特急『とき』、上越新幹線のE4系電車などが描かれる。10月24日の10時から16時まで新潟駅東口の臨時窓口で発売され、それ以降は12月31日まで東口みどりの窓口で発売される予定だが、発売数は1000セット限定で、売切れ次第販売終了になる。

記念列車は、JR東日本の旅行商品「びゅう」専用の臨時列車『新潟駅開業111周年号』として運行される。運行時刻とルートは、新潟11時20分発~新発田~新津~越後石山~新潟貨物ターミナル~新崎~新潟13時43分着。このうち越後石山~新潟貨物ターミナル~新崎間で信越本線貨物支線を経由する。車両はかつての急行形気動車を再現した塗装のキハ40系気動車2両編成を使用。旅行代金は大人2900円・子供2300円になる。

このほか、「鉄道の日」記念イベント(10~16時)やスタンプラリー(9~15時)が新潟駅南口広場や同駅構内で開催される予定だ。

新潟駅は1904年5月3日、北越鉄道(現在の信越本線)の駅として開業。戦後の1958年4月29日には、ルート変更に伴い現在地に移転した。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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