マツダおよび関連企業6社は、10月1日・2日にポートメッセなごやで開催される「からくり改善くふう展2015」に出展する。
「からくり改善くふう展」は、製造現場での、お金をかけない、創造性に優れた、楽しい作業改善を広く発表する場として、1994年より日本プラントメンテナンス協会の主催で開催されており、マツダは2000年より参加。マツダ関連企業では、今回NSウエストが初めて出品する。
マツダでは、作業にかかる負担・時間・コストなどを減らすことによる効率化と、作業者のアイデアを採用することによるモチベーションの向上が、高品質なクルマづくりにつながると考え、改善活動を積極的に推進。本社工場と防府工場で、育成プロジェクト「からくり改善道場」を部門横断的に展開するとともに、2006年からマツダ関連企業の改善活動の一環として「J-ABCからくり改善道場」を開催し、グループ全体の取り組みに発展させている。
今回の「からくり改善くふう展」では、ワンタッチでソケット脱着と選択を可能にする「ワリト A・T・C」、エンジン部品の鋳造後に発生するアルミ片や砂の清掃時間を無くす「清掃戦隊☆スクレーパーマン!!」など、知恵と工夫を凝らした20作品を出品する。