京都市地下鉄の金曜深夜便、愛称は『コトキン・ライナー』に…10月2日から

鉄道 行政
金曜深夜便『コトキン・ライナー』の宣伝ポスター。10月2日から運行される。
  • 金曜深夜便『コトキン・ライナー』の宣伝ポスター。10月2日から運行される。
  • 京都市地下鉄は金曜日に限り終発の繰り下げを実施する。写真は地下鉄烏丸線の列車。

京都市交通局はこのほど、金曜日に限り地下鉄烏丸線・東西線で運行する深夜便の愛称を『コトキン・ライナー』に決めたと発表した。10月からおおむね3年間、試験的に運行される。

京都市交通局は8月20日、烏丸線・東西線の終発を10月2日から金曜日に限り30分繰り下げると発表。通常の終列車より30分遅く発車する列車を計4本増発するとし、9月7日まで増発列車の愛称を募集していた。

交通局によると、全国から713点の応募があった。最優秀賞として採用された『コトキン・ライナー』には「古都・京都の金曜日に走るうれしさ」が表現されているという。他に『はなきんライナー』『金デレラクロス』『幸せの華金列車』の3点が優秀賞に選ばれた。

このほか、地下鉄利用促進キャンペーン「地下鉄に乗るっ」の新キャラクターとして、新たに「太秦麗(うずまさ れい)」が登場。現在のキャラクターは女子高校生3人だが、「麗」は3人のうち「太秦萌(うずまさ もえ)」の姉で、「語学力を生かし、京都市内で学芸員として日々活躍中のOL」という設定になっている。9月29日から駅構内や中づり広告などで、「麗」が終電延長を宣伝するポスターが掲出される。

《草町義和》

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