安全保障関連法案が参院特別委員会で採決された17日夕方、東京・永田町の参議院議員館前では、自動車総連(全日本自動車産業労働組合総連合会)など連合傘下の産業別組合が参加する反対集会が開かれた。
議員会館を含む国会周辺には法案に反対する多く人々が集まっている。連合が呼びかけた「安保関連法案成立阻止緊急国会行動」には、全トヨタ労働組合連合会出身の直嶋正行元経産相も激励に訪れた。
連合会長の古賀伸明会長は「日本の行く末が問われている。成立阻止に向けた運動を展開していかなければならない」と、語った。
また、民主党の枝野幸男幹事長は「あんなひどい強行採決はない。全力をあげて戦っていく。主権者の声で背中を押していただきたい」と、訴えた。
連合の発表によると、この集会には500人が参加した。緊急国会行動は18日15時にも予定されている。