W杯試合中止の不祥事、サッカー協会が解散の危機に

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9月8日、サッカー・ワールドカップ・アジア第2次予選 UAE対マレーシア
  • 9月8日、サッカー・ワールドカップ・アジア第2次予選 UAE対マレーシア
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サッカー・ワールドカップ・アジア第2次予選での騒動について、カイリー青年スポーツ相は、マレーシア・サッカー協会(FAM)に対して14日以内に詳細に関する説明を求めており、FAMの活動停止や解散を求める可能性があると明らかにした。

問題の試合は8日にセランゴール州シャアラム・スタジアムで行われたもので、劣勢に怒ったマレーシア人サポーターがピッチに花火や発煙筒を投げつけ試合が続行不能となり、結局中止となった。

同相は、3日に行なわれたアラブ首長国連邦(UAE)戦では、マレーシアが0-10で大敗した件について協会関係者からの説明を受けようとしていた矢先に、サポーターによる不祥事が起きたと説明。FAMによる説明が不十分である場合には1997年スポーツ発展法第20条に基づき、法的措置をとる可能性もあると言及した。また、サウジアラビア戦に先立ち警備を強化する必要があったことは明らかだがFAMが充分な対策を講じなかった可能性があると述べた。

また、ソーシャルメディア上では、サポーターによる行動を擁護する声やマレーシア代表への失望やフラストレーションを吐き出す方法が他になかったとの声も出ているが、代表チームの大敗だけではなく、サポーターの振る舞いも恥ずべき行為であるとの考えを示した。

セランゴール警察は既に11人を逮捕しているが他にもこの件に関わったサポーターがいると見て割り出しを行っている他、試合への爆発物の持ち込みなどについても捜査を行っている。
(ザ・スタ、ザ・サン、9月11日、マレーメイル・オンライン、ベルナマ通信、9月10日)
千田真理子