トライアル世界選手権シリーズ第8戦・ポルトガルGPが9月5日・6日、パソス・デ・フェレイラで開催され、トニー・ボウ(ホンダ)がダブルウインで9度目のタイトルを獲得した。前戦アメリカ大会の終了時点で、ランキング2位のアダム・ラガ(ガスガス)に対して34ポイントの差を築いていたボウ。最終戦を前に、そのポイント差を40点にまで広げれば、その時点で、ボウの9度目のタイトルが決定する。決勝1日目、ボウの足つき減点は、1ラップ目の第2セクションの1点のみ。これに2つのタイムオーバー減点が加わり、トータルで3点減点だったが、36セクションのうち、35セクションをクリーン。ラガに7点差をつけて、今シーズン12勝目を飾った。この勝利で、ボウのポイントリードは37点。日曜日の戦いで、ラガに対してもう3点のリードを広げられれば、9度目のタイトルが決定する。決勝2日目、1ラップ目に6点の減点を取ったボウだったが、ラガは10点の減点。2ラップ目、ボウは12セクションすべてをクリーン。ラガは2点減点。3ラップ目もオールクリーンしたボウは、1ラップ目の減点6のままフィニッシュ。ラガにダブルスコアをつけて、今シーズン13勝目を挙げるとともに、自身9度目の世界タイトル獲得した。■決勝1日目1位:トニー・ボウ(モンテッサ・ホンダ)2位:アダム・ラガ(ガスガス)3位:ジェロニ・ファハルド(ベータ)4位:ハイメ・ブスト(モンテッサ・ホンダ)5位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)6位:ホルヘ・カサレス(ベータ)■決勝2日目1位:トニー・ボウ(モンテッサ・ホンダ)2位:アダム・ラガ(ガスガス)3位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)4位:ハイメ・ブスト(モンテッサ・ホンダ)5位:ジェロニ・ファハルド(ベータ)6位:ホルヘ・カサレス(ベータ)■ポイントスタンディング1位:トニー・ボウ(モンテッサ・ホンダ)311P2位:アダム・ラガ(ガスガス)268P3位:ジェロニ・ファハルド(ベータ)220P4位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)205P5位:藤波貴久(モンテッサ・ホンダ)181P6位:ハイメ・ブスト(モンテッサ・ホンダ)164P
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