日本ペイント、次世代水生ベースコートと調色システムを開発…作業時間を短縮

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次世代水性ベースコート「nax E3 WB」
  • 次世代水性ベースコート「nax E3 WB」
  • 次世代コンピューター調色システム「nax E3カラボ」

日本ペイントは、次世代水性ベースコート「nax E3(イーキューブ)WB」と次世代コンピューター調色システム「nax E3(イーキューブ)カラボ」を10月中旬から発売すると発表した。

カーディーラーやボディーショップでは、年々強化される環境規制や環境意識の高まりへの対応を迫られる一方で、市況の低迷や人材難などにより経営環境が厳しくなっている。こうした状況に対応するために開発したのが、今回発売する2商品。

naxイーキューブWBは、ウエット状態での塗り重ねにより大幅な作業時間短縮を実現するとともに、ゴミ取り作業性や仕上がり確認のしやすさなどにも配慮した自然で柔軟な塗装感の両立を図った。ミキシングマシン不要で省スペース・省コストに貢献する。

新開発の特殊樹脂と高分散顔料の採用により、高彩度・高発色・高濃度化を達成し、高い調色再現性と艶残りが良くすっきりした仕上がりを実現する。

naxイーキューブ・カラボは、ソリッドや2コートメタリックのほか、国内外で採用が拡大するカラークリヤーや3コートパールも計算でき、幅広い塗色が調色可能。測色データだけで近似色を検索して計算できるため、色コードがわからないときや配合情報が無いときも調色ができる。

《レスポンス編集部》

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