日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が9月1日に発表した8月の新車販売統計(速報)は、総台数が前年同月比1.9%減の32万7049台となり、今年1月から8か月連続での落ち込みになった。
2014年4月の消費税引き上げや今年4月の軽自動車税の増税に伴う駆け込み需要の反動影響が続いている。ただ、落ち込み幅は1月以降で最も小幅となった。総販売のうち登録車は2.3%増の21万1303台で、2か月ぶりのプラスだった。乗用車およびトラック・バスともに増加した。
一方で軽自動車は、8.8%減の11万5746台となり、8か月連続のマイナス。減少幅は5か月ぶりに1ケタに縮小したものの、1-8月累計では130万4056台で前年同期を15.1%下回った。回復にはなお時間がかかりそうな状況だ。